アニサキスによる食中毒について【注意喚起】
<アニサキスによる食中毒を予防しましょう!>
目視で確認!鮮度を徹底!加熱・冷凍で予防!
近年、生鮮魚介類に寄生したアニサキスによる食中毒が発生しています。
アニサキスは目視で確認して、除去することも可能ですので、調理をする際は十分にご注意願います。
<アニサキスの特徴>
◆寄生虫(線虫類)
◆約2cm~3cmで、白色の少し太い糸状
◆サバ、サンマ、イワシ、イカなどの魚介類に寄生
<アニサキス食中毒の症状>
アニサキス幼虫が寄生する魚介類を食べた後、
◆数~十数時間後に、激しい腹痛、吐き気、嘔吐が起きる。⇒急性胃アニサキス症
◆十数時間後以降に、激しい腹痛、腹膜炎症状が起きる。 ⇒急性腸アニサキス症
<予防方法>
◆加熱する。(60℃では1分、70℃以上では瞬時に死滅します。)
◆冷凍する。(-20℃で24時間以上冷凍すると感染性が失われます。)
◆新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く。内臓を生で食べない。
※アニサキス幼虫は鮮度が落ちると、内臓から筋肉へ移動することが知られています。
◆目視で確認して、アニサキス幼虫を除去する。
※一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびでは、アニサキス幼虫は死滅しません。